私たちの大事なタロット仲間、そして大事な友人である美羽さん。彼女は今年の7月16日に旅立ちました。私がそのことを知ったのは、江ノ島が見える駅からの橋の上、楽しみにしていた音楽イベントに向かう途中のことでした。母が旅立った時にも見た風景を、またこうして眺めることになるのかと縁の不思議さを感じました。
母が亡くなった時は様々な思いで葛藤したのですが、美羽ちゃんの時はそれとはまた違う感情が湧き起こりました。彼女のように生き切ることが出来るのか?美羽ちゃんから託されたものを少しでも実現することは出来るのか?焦る気持ちとか、尊敬の気持ちとか、そして大きく空いてしまった穴をどうして埋めたらいいのかとも思いました。
今日は、美羽ちゃんのご主人が出展なさっている「多摩市民文化祭」に出掛けてきました。ご主人の作品は、タロットカードがモチーフになっており、去年、一昨年と、3回目の出展です。そして毎回美羽ちゃんが細やかに(厳しく? 🙂 )サポートしていたとのことですが、今年は、今までより遠くで見守りながらも、今までよりずっと近くにいるのだろうなと思いました。
久しぶりに会えた美羽ちゃん、本当に、嬉しかったよ。
会場は、京王線多摩センター駅から真っ直ぐ突き当たった「パルテノン多摩」の特別展示室です。ご主人のお名前は原宣仁さん、作品名は『少女とラクダ』です。明日(日)は18時まで、最終日の明後日(月)は16時までです。どうか作品に逢いにいらしてくださいね。多摩センターの街もハロウィン一色で、近くのサンリオピューロランドも賑やかで楽しめると思います。それから、絵画をご覧くださった方はお帰りにアンケートにご記入くださると嬉しいです!とのことですので、どうぞよろしくお願い致します。