自分の写真を眺めててつまらなくなったなあと思いました。いつからだろう?ここ1、2年かなあ?なんでかなーと考え続けてやっとわかった。原因は『インスタ映え』だー。といっても、インスタ映えしてる写真なんて撮ったことはないけれど。「ちょっとは綺麗に」「ちょっとはお洒落に」を意識すると、なぜか写真が死んじゃうんだよね。プロでも写真の上手なアマでもないんだから、いいなーと思った瞬間を撮れなくてどうすんの。いいとこなんもなくなっちゃうじゃん。って、さっき美容院の帰りに思いました。
今日の美容院のテーブルには私の年齢相応の雑誌が何冊か置いてあって、数時間しっかり読んだので勉強になりました。82才のアプリ開発者である若宮正子さんのお話や阿川佐和子さんのインタビューや。
それにしてもこの国はいつからこんなに歳を重ねることを怖れるようになっちゃったんだろう。若さばかりをもてはやすのだろう。ローティーンの女の子を異様に愛でる男の人なんて吐き気がするほど気持ち悪い。愛でる方も気持ち悪いけれど、それを平常で受けとめる女の子も気持ち悪いよ。かつて私はとても大人っぽく見える小、中学生だったので、周囲の大人(社会的地位のある人たち)によって怖い思いを何度もしました。一個一個のエピソードを残すことに意味などないと悟ってからは封印しましたが、今でも忘れていないし、そういうのを少しでも肯定してはいけないと思っています。
のびのびと歳をとろう!特に女の人たち。歳をとることを嘲笑する人なんて一欠片も要らないよ。好きなことに真っ直ぐに向き合える、好きな人を真っ直ぐに愛せる、そういう人間になろう!←私もね。