2016/6/18
こんなに長い間インターネットをやってるというのに、ググるのがどうも苦手で、というかググって知ってしまうのがあまり好きでないのかも知れないな。という訳でほとんど検索しない私なのですが、先程ふと思いついて昔のお友達の赤間ちゃん(男の子です)の高校時代の同級生、N潟N雄先生(愛称です)をググってみたら、あら大変。ウィキペディアにたくさん載っているではあーりませんか。ゲームクリエイター、ゲーム作曲家としてご活躍のご様子です。若い頃から多才な方だったので、そりゃそうでしょうとも!という感じです。ハッキリとしたお顔だちは相変わらずで、雰囲気も相変わらずです。嬉しいなあ。
若い頃一度だけ、Nがた先生のアパートに赤間ちゃんとお邪魔したのですが、三畳一間という考えられない狭さのアパートで「床より壁のほうが広いんだよね、、、」としみじみ言ってたのを今でも思い出します。高田馬場のやすーい居酒屋で三人で飲んでいて、終電でNがた先生のお家に行くことになったのでした。西武新宿線の人の少ないシーンとした駅で降りて、改札を通らずにホームの端っこから三人でぴょんと外に降りたのです。西武柳沢駅だったかなあ。
狭い部屋は、楽器でさらに狭くなっていました。すごく大きなシンセサイザーが置いてあって、この下に身体を入れないと寝れないということでした。たぶん私は先に寝たと思うけれど、二人はシンセサイザーの下あたりで難しい話と面白い話を延々と喋ってた気がします。赤間ちゃんは青学のアングラ劇団の座長をやっていて、Nがた先生はW大に通いながら音楽をやっていて、、、とにかく多才なお二人でした。朝は、買ってきたパンとコーヒーを淹れてもらいました。なんか可愛らしいプレートに乗せてあって、赤間ちゃんがすごく感激してたっけなあ。
赤間ちゃんと私は男同士みたいな付き合いだったのでそんな流れになったのですが、今思うとのどかな時代でした。それとも私が女らしさに欠けてた故かもしれないな。女の子らしいとか女らしいと思われることは、私にとっては不名誉なことでした(女の子なのにね)。あの頃、私は20代前半でした。中身は今でもそんなに変わらないのに、こんな歳になっちゃって。1週間くらい、戻ってみたいなあ。
懐かしさのあまり、思わず書き留めてみました。