「やっぱりあきらめられない。力を貸してほしい」と、バイトに明け暮れていた貴女が突然ポロポロと涙を流して訴えてきたのが去年の6月でした。そっからはもう何がなんだか。しっちゃかめっちゃかだったね。
私は常に打ちひしがれている人間だ。だから再起を賭けて必死で描く貴女をしっかりと支え続けたのは、私の一番愛してる人、イカポの名付け親である、あなたのお姉ちゃんでした。頼りない母でごめんと何度も言い続けているけれど、こんなんでいいとは思ってないよ。母が成長するのでなく、成長して母になる。
おめでとう、ありがとう、私もがんばるね、の言葉を貴女たちに送りながら、心と此処に刻みます。