先日、大事な友人であり遠縁でもある彼女のところへ、一泊で行って参りました。遠いとこに住んでるなあと思っていたのですが、高速バスに乗ったらあっという間でした。私の人生こんなことばっかだね。
彼女にご飯を作ってもらったり、旦那さんに朝や夕食後や寝る前の珈琲を淹れてもらったり、お散歩や温泉に連れってってもらいました。実家がない私にとっては故郷のようなものです。こんなウチに生まれたかった!とも思いました。
彼女は若い頃は映画のシナリオライターだったのですが、現在は或るお山と森のガイドをしています。全国から指名が来るすごく有能なガイドさんなのですが、そもそもはふつうの主婦だったのです。子育ての合間に山登りをしたり、森を探索して生態系を図書館などで学んでいるうちに、それぞれの専門家と知り合ったり専門的な勉強に繋がって、ガイドとしての知力体力を十分に蓄えて現在に至るのです。その数十年のプロセスは奇跡的で、私にとって、今も背中を追っかけている人なのです。そんな彼女夫婦との素敵な時間だったのですが、今回も大事なことを学びました。
「普段の服や化粧品や日常品は100円ショップやそこらで買える安いもので十分。ただし山のものだけは一流のものを使う。だってガイドよりお客様の方が良いものを身につけてたらカッコ悪いでしょ。子どもたちやいらっしゃる人たちが満足して帰ってくれるように、良いガイドをするのはもちろんだけど、外側もビシッと決めるんだよ」と。
これ、タロットリーダーにも使えるじゃーん!と、頭の中のメモにしっかりと刻んだのでした。