2023.02.19
大学からのお知らせ。雪頂講堂で福祉の映画を上映するという。無料。ちょっと行ってみるか〜と足を運んだ。
『かぐやびより』。神奈川県藤沢市善行にある福祉施設でのドキュメンタリー映画。ナレーションはなくテロップもない。通所者やスタッフが、支え合ったり悩み苦しんだり笑ったり泣いたりしている。にわとりに餌をあげたり柿の実を落としたり歌ったり踊ったりリズムを刻んだりしている。焦って言葉にしている今の自分の在り方がよくわかった気がする。休憩時間中に物販コーナーをのぞく。踊りの上手な前田さんの書いた「とんかつ」の文字がプリントされたバッグを購入。素敵だな。とんかつが好きなのでとんかつという字を書いたのだって。
私はいま将来について悩んでいる。無理矢理方向づけをせずに、自然な形で行動を起こしてみよう。いつかかぐやに遊びに行ってみたいな。
2023.02.16
上の娘んちに片付けに行った。チョコをあげてマカロンをもらう。苺のケーキもご馳走になった。以前に大量に綴った日記を自ら削除したこと+間違えて消してしまったことを思い出して落ち込んでる。ヨコハマ時代の話を含めて3桁近い日記を消してしまった。どういうこと?ほんと自分はなんかの病気じゃないかと思う。服やアクセサリーもそう。写真や手紙もそう。何年か経つと捨ててしまう。持ち続けているとすごく悩むし、悩み出すと捨てたくなっちゃう。
私の毎日はそういうどうでもいいことで頭がいっぱいになっている。そんなモヤモヤを娘に話すと「描画負荷を減らすためにいまの自分にはこれが精一杯なんだ、と考えればいいよ」とのこと。すごくシックリきて嬉しくなった。
2023.02.07
高知の弁護士から封書が届く。なんだかいやな予感がして開けてみたら的中。父が亡くなったとのこと。しかも去年の11月30日だった。その弁護士さんが遺言執行人に命じられたとのことで遺言書のコピーが送られてきた。間違いなく父の字。中身は、××(父のいまの奥さん)には不動産と預貯金とそれ以外の財産をすべて譲る(以降、妻宛にあれこれ記されている)。由香には森下家の御魂を守り今後一切の祭り事を執り行うことを遺言とする(私宛には二行)。ちなみに父の家系は神道だ。御魂とはたぶん預かっていた水晶玉と先祖の名前が記されたへんな板のことだね。このことを上の娘に伝えたら「ひどい!これ、娘への遺言じゃなくて巫女さん宛ての遺言じゃん」だって。爆笑しちゃった。2011年の実母の遺言書も開けてみたら私に一円もなかったし(すべて母のきょうだい宛になっていた)、私の両親はどちらも私に一銭もあげたくないんだね。呆れたけど、なんだか晴れ晴れとした。もう父にも母にも足を引っ張られることはない。心や身体に傷をつけられることもない。恨むのも嫌うのも終わり。会うこともないから嬉しいよ。
でも、私をこの世に生んでくれてありがとう。私は生まれてきてほんとうによかった。これからは自分の人生を生きる。ぜったいにぜったいに生ききるぞ。
2023.02.06
長年通っていた鍼灸院をやめて新しいところに変えたら、冷えて硬かった箇所が緩んで体調も良くなってきた。今度の先生(知人として前から知っていた女性の先生)は「治したい」という気持ちが伝わってくるし、掌があたたかくて安心する。自分を大事にすると決めてから、いろいろなことが変わってきたなあ。善きかな。