夏ですね。特に午前中はすごく夏らしい夏です。嬉しいな。
最近は年々暑さが厳しくなって、8月なんてもう残暑に苦しんでるばっかりですから、「ああ、あの時が最高に夏っぽかったな」なんて思い出すのは、だいたい7月の初め頃のことです。今年こそ、そのことに気付きながら大事に過ごそうと思います。と言っても、今年も(ここ十数年間と同じく)夏の遊びの予定が入っておりません←子供たちを海に連れて行くのは除く。なんてストイックな暮らし!
振り返って私は、最高に素敵な夏のことを思いながら、何の予定もなく家の中に居るのを延々とやっております。小学3年生くらいからかな、、、大きな団地の小さな箱の中で、近所の子供たちの楽しそうな声を聞いて過ごしてきました。かき氷機とカルピスは欠かさなかったかな。母が朝早く出勤してから夕方までは自由の身、、、ですが、勝手に出かけてはダメなので、ずっとテレビを見ていたのです。
一番好きだった番組はセサミストリート。煉瓦のような石のようなアパートの階段にみんなで腰掛けて、黒人も白人もマペットも、唄を歌ったり踊ったり、大げさな手振りで冗談を言ったり叩きあったり笑ったり。40日間近く見ているので、私もそこで一緒に暮らしているような気になるのです。「なんで私はこんなライフスタイルでこんな見た目なのに(普通のおばさんてこと)、自然にヒップホップとか選んで聴いてるのかなあ」と不思議に思っていたのですが、、、それはマンハッタンのストリート育ちだったからと今更ながら気づきました!!笑
しかも、現実の環境も貧困層の中にいたのですから、結構リアルに自分の中に染み込んでいるのかもしれません。
そんな訳で、悪意ある言葉や、裏表ある人の言葉を見かけると、つい思いきり睨みつけてしまう私なのです。