2017年 12月のカードのメッセージ
#18. The Moon
#18. The Moonは、《カルマ》を象徴しています。カルマとは「やり遂げねばならないこと」を意味します。カードに描かれている門は「真実の門」で、両脇には、水星の鍵と海王星の鍵を持った二人のアヌビスが識閾の見張り番をしています。水星は明らかなこと、海王星はまだはっきりしない曖昧なことを象徴し、この二つの間で我々の心は揺れ動くのです。この門の前に立つ際には「自分の真実を貫く」という覚悟が要り、くぐり抜けられればもう二度と古い自分には戻りません。そしてあなたの前にこの門が現れたということは、もっとも困難な局面はもう過ぎたということです。
「人生の夜明けの時が近づいてきています。振り返るとずいぶん苦しい道もあったのではないでしょうか。この先も再び同じように苦しむのではないかと恐怖心が湧いてくるかもしれませんが、あなたはかつてのあなたではないのです。何が起ころうと、誰に出会おうと、逞しく対処できることを信じて、自分の真実を貫くために勇気を持ってこの門をくぐってください」とカードは伝えています。