2020年はどんな年?
Brother of Lances
(騎士が前に大きな槍を抱え、コマンドリーの礼拝堂の中で立っています。彼は自分が一人であると思っていますが、彼を祝福し、彼の決意を強める守護天使が、彼の上から離れません)
2019年の私たちは非常に多くの傷を負い、孤独に耐え、しばし休息をとらねばならなかった年でした。見方を変えれば、気づきの多い一年でもありました。
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さて、2020年の私たちは、槍の力について学ばなければなりません。
槍は『傷つけもし、癒しもする武器』と呼ばれます。槍は理想や信念です。私たちは理想によって世界を徹底的にバラバラにしてきました。一方、理想を持つことによって、内側の腐敗を許さず、問題の核心を突き刺し、膿を外側に出すこともできます。
私たちが他者と本当に関わろうとする時、無傷ではいられません。人間の心は複雑な欲望を持ち、私とあなたは異なる考えを持っているからです。
私たちは今まで通り、よそ事のように世界を眺め、バーチャルに逃げ、傷を避けながら空虚な人生を送るのでしょうか?この矛盾と葛藤を乗り超えることは、果たしてできるのでしょうか?
私たちの探求が本物であれば、必ず仲間を見つけるでしょう。
旅の途中でいつかきっと巡り会えるでしょう。
学びが普遍的であれば、けして孤立はしません。それは、私たちの想像をはるかに超えた働きによるものなのです。
※レオン・サリラ先生著 2012年聖杯のタロット『The Holy Grail 講座』テキストより、参照、一部抜粋させていただきました。