2013/1/30 夜に突然おだか君からの電話。おだか君は若い頃の同僚だ。当時彼はADさんで、私は駆け出しの放送作家。テレビ東京の早朝帯の生番組を一緒にやっていて、しょっちゅう原稿が遅れて朝にスタジオに駆けつける私を、ニコニコ笑いながら東京タワーの下で待っていてくれた人だ。 どんなにショ…
2009/9/28 私は「先生」に恵まれている。振り返ると、本当に、そう思う。 人生の最初の師である、山手國広氏。出会ったのは1993年の春だった。山手さんについては以前に幾度か記事にしたけれど、あまりにも山手さんの宇宙観にはほど遠くて削除した。山手さんは、誰かが「先生!」と呼ぶと「ここには…
2015/7/14 高校を卒業し短大を中退してからは、「自分に何が出来るのか」をめちゃくちゃに探していました。なんか面白い事が出来そうだと自分を買いかぶっていたのですが、そう思ってるくせに努力はしていませんでした。2年ほど実家を離れたもののやはり生活できず戻ってきたのですが、そのまま横浜に居る…
2013/1/9 先週末、懐かしい友達に会った。なんと23年ぶり。私が所属していた放送作家の事務所の後輩だ。 学校を卒業したてだった彼女は、素直で、正直で、一所懸命で、だけども彼女なりに精一杯背伸びしていたようである。10才くらい年下だと思っていたけれど、実際はたったの4才違いでした。私…
2009/10/7 私が二十歳の頃、いろいろと面倒を見て下さったお姉さんは、静岡県三島市のお寺の娘さんだった。彼女は、娘時代のいろんな話をよく聞かせてくれた。そのうちのひとつのお話。 彼女の実家のお寺では時々、剣道の練習が行われることがあったそうだ。彼女が思春期だった或る時、お寺に三島由…
2005年9月19日 忘れられない人の中に「柿のおじさん」がいる。 柿のおじさんは、私が6~7才の頃、一度会ったきりの人だ。 お隣の川島さんの知り合いで、母と川島さんと私の三人で、おじさんのお宅に遊びに行ったのだ。(※1) 同じ仏向町のはずれに住むおじさんの家は、広い森の中の崖の上に建っ…
2013/1/1 『3055』のレビュアー、taguchimaruさんに触発されて、村上春樹「風の歌を聴け」も読んでみる事にする。22才の時以来だ。 村上春樹を読んだきっかけは、Tちゃんが薦めてくれたから。Tちゃんはずいぶん昔に国分寺に住んでいた。 当時、彼は近所のジャズ喫茶に通っていた…
2012/11/16 私信。 躍り、素敵でしたよ! 私と貴方のシンクロであるその土地は、地球や宇宙からとった地名が多い不思議な場所です。 大きな公園のどんぐり達は縄文の昔からあるのだそうです。 またお会いしましょうね!…
2012/11/12 私信。 こちらこそ^^ おんなは踊ればいいのです。 太古の昔からおんなは踊ってすべてを鎮めてきた。 おんなは大地に根ざしています。 受胎し、生み、育てます。唄って踊って叫べばいいのです。 叫びとは、生きることそのもの。 あなたもわたしもきっと、そ…
「音楽と私」という以前のブログに書いていたカテゴリーをこちらに少しずつ書き写しています。まだ途中なのですが、並行して「出会った人」というカテゴリーもこちらに写そうと思います。 私が若い頃から今に至るまでに出会った人のお話と、その時に見た風景や聞いたお話を、なるべく正確に書き留めているものです。…