忙しい夏でした。 今日は絶対に一日中オフにするぞと決め込んで、お風呂の壁や天井をゴシゴシ洗ってみました。午後はのんびりお散歩しようと思ったのですが、心の中での遅いお盆も兼ねていますので、なんかまた昔のことを思い出してみます(画像は子供の頃に好きだったレコードです)。 昨日は数秘術の講座で…
お手紙を書きます。 多分めちゃくちゃな文章だけれど、なるべく素直に書くね。 2011年は不思議な年だった。まずは母が亡くなったこと。母とは2人で生きてきたから、私の思い出を全部持ってかれちゃった。こんなことがあったね〜とか、あんな人いたね〜とか。聞こうと思ってたことももう聞けない。私の半生は凍結さ…
放送作家をしていた数年の間に、私はとても鈍い人間に成り果てました。業界的な言葉遣い、感じ方、態度。バックボーンが大きいということは知らず知らずのうちに人間を変えてしまいます。20代前半なら尚のことです。何処の馬の骨、こんな小娘、という態度をとる人でも、大きな番組名が書かれている正式な名刺を見せれば一…
10才にも満たない頃、目の前の赤いリンゴを眺めているうちに、突如絶望したことがあった。失望ではなくて絶望だ。「ああ、こういう風にリンゴを見る人は、私の他にはいないんだ、、、」と思ったのだ。その時のとてつもない孤独感は、以来、私の底に流れ続けている。 この感覚とあまりに長く付き合ったために、景色…
わたしは強く生きてきた。これからもそう。 穴は埋めたし、邪魔なものは蹴っ飛ばした。これからもそう。 寂しくないし、寂しくなんかなかったって言い聞かせてる。 だから泣かないし、泣いたこともなかったって言い聞かせてる。 …
2013/8/18 2012年の7月に、とあるクラブにひとりで行ってみた。日本家屋で、川っぺりに建っていて、とても素敵なところだった。私にとって生まれて初めてのクラブ体験だ。その時に、偶然居合わせたひとにタロットをひいてあげたのだけれど、今まで見たこともないような展開で、美しくて、力強…
2016/3/25 十代の頃はどんな日々を過ごしていたのか、記そうと思います。 テレビは、深い時間には番組はほとんどなかったです。各チャンネルごとに一日の放送の終わりを伝える画面が映り、そのあとは砂嵐だけが流れている静かな時間帯がありました。テレビが眠ってる時間は、私たちはラジオを聴きま…
2013/9/26 その人をそばで見たのは、20年以上も前のことだ。当時関わっていた番組のテーマソングをつくって歌ってくれるとのことで、録音に立ち会うスタッフに付いて行ったのだ。 その人のことは少しは知っていたけど、そんなには知らなかった。曲も聴いたことはあるけれど、そんなには聴いたこと…
2016/1/20 今日(2016/1/20)は、tofubeats氏や入江陽さんの新譜が出た賑やかな日です。 tofu氏の新譜はすでに夜中にデジタルで買いまして、remixの面白さや奥深さをまた新たに知ったような気がしています。同じ曲がガラリと変わってゆくのは、人がお化粧でガラリと変わ…
2016/1/3 ボッチは長野に住んでいた時にお世話になった人で、アパートの数軒隣にある焼き鳥屋さんの奥さんだった。私はまだ十代だった。ボッチの旦那さんのデイヴはバンドを続けていて、学生時代からの音楽仲間たちはそれぞれに仕事を持ってるのだけど、バンドが主なんだか仕事が主なんだかわからない人たち…