桜が散り始めています。咲き始めの桜も満開の桜も素敵ですが、散った花びらがくるくると風に舞い上がる姿は本当に愛らしいですね。桜のような淡いピンク色は、タロットの中では愛情とか優しさとか素直さや受容性を象徴しています。トート版では#3. EmpressやPrincess of Cupsや2 of Cupsなどが愛らしいピンク色です。
私はタロットを学び始めた頃、2 of Cupsのカードについてとてもこだわっていました。2 of Cupsのテーマはずばり愛で、愛を特定な誰かと具体的に分かち合ったり育てたりするのですが、皮肉なことに、この『愛』を私が探し続け、求め続けたからこそタロットに出会ったのだと思います。
コロリと話は変わるのですが、先月の終わりにひとりでララランドを観に行ったのですが、感想を書けないままでいました。私はあらすじを知りたくなくて公開後すぐに行ったのですが、満席、最前列、いちばん端っこという特殊な席なうえに、お隣の男性の様子が変で映画に集中出来なかったのです。というのは主役2人の本来ホンワカするはずのシーンで、すでに隣の人はうなだれた頭を左右に振りながらすごくすすり泣いていたからです。当然私は「こりゃ途中でなんかあるんだな」と勘付いて、ミーアかセバスチャンが事故に遭うのかなとか、セバスチャンのツアーで恐ろしいことが起こるのかなとか怖い妄想でいっぱいになってしまいました。そして無事にそんなことは起こらずにラストの畳み掛けるシーンを迎えた時は、苦しい気持ちと安堵の気持ちが混ざってしまって号泣したのです。というどーでもいい話なのですが、1ヶ月経った感想は、隣にわかるくらい泣くんならおまえ映画館に来んじゃない!と、強く思います。(映画の感想じゃなくてごめんなさい)