先日、mixi時代のお友達と再会しました。食事をしながら「5年ぶりくらいかねえ」と話し合って、ちゃんと数えてみたら10年ぶりでした。
謙虚で、聡明で、良き妻、母、娘である彼女は、変わりなく善き人でした。一見すごく静かで穏やかそうなのに、実は意外に激しくてせっかちなところも相変わらずで、嬉しくなってしまいました。彼女は私のことを昔の相性「イカポちゃん」で呼んでくれるのですが、イカポちゃんである私は、いつもより更にのびのびできて、それもまた良いのです。
御茶ノ水で待ち合わせしたのですが、偶然、そのエリアは彼女の中学の母校があったところでした。楷書の楷の木の説明を聞いたり、いろんな想い出話を聞きながら、御茶ノ水〜神田明神〜秋葉原〜不忍池まで彼女のナビで歩きました。私は気合い入れておろしたての革靴を履いてたものですから、そりゃーもう足が棒、つうか板のようになってしまい、楽しさと痛さで10年間のブランクも吹っ飛びました。
「そうだ、彼女はすごく歩くんだった!!」と、つくづくと思い出した帰り道なのでした。