2022.07.31
午後遅めに速達で書類一色届く。たかが住所と名前と押印だけなのに、また間違えたら一貫の終わりだと思うと手が震える。どうにか書き終えて、お化粧もせずに速攻でバスに乗り込み本局へ。受付のおじさんがとても丁寧な応対で癒される。休日出勤お疲れ様です。
これで間違えてなかったら第一段階終了。次にあれとこれとそれを取り寄せて、高知行きのチケットをとって、現地に向かうのは8月の後半かな。なんて考えながら、郵便局から最寄りの大きな駅まで歩き、駅前の上島珈琲で冷たい黒糖ミルクコーヒーを飲む。
帰宅したら気が抜けて、なにか無駄なことしてやるぞ!という気分。というわけで、バチェロレッテ2を一気見しています。バチェロレッテは、なぜあんなに肌が透明で白くてツルツルなのだろう。目がぱっちりしているのだろうと、そのことばかりが気になって、釘づけになっております。
2022.07.30
不動産屋さんから電話あり。契約は今日の予定だったが、先方が突然の用事で高知を離れることになり、急遽8月に延期。よって書類を作り直せます!とのことでした。うぅぅ、ラッキーだし申し訳ないしでごちゃごちゃな感情。ともあれお手数をお掛けします、ありがとうございます。明日速達で届くので最後まで気を抜かずにやらなくちゃ。
昨日は息子の二十歳の誕生日でした。去年の4月から隣町の居酒屋に勤めているのだけど、オーナーやスタッフやたくさんの常連さんにお祝いしてもらったそうだ。リンドウの花束ももらってきた。龍に胆の龍胆(りんどう)で、名の通りの気の強さで、赤ちゃんの頃から母の言うことをまったく聞いてくれなかったが(大袈裟でなくほんとに赤ちゃんの頃から)、お店に勤めるようになってからは礼儀も覚えたししゃんとするようになりました。ほんとうにありがたいことです。
はたちということで、夏らしい柄のビールグラスと日本酒のグラスと枡をあげました。あとどのくらい一緒に暮らすのかわからないけれど、お互い楽しく元気にがんばろうね。
2022.07.29
びっくりするほど暑い。先日干した白い梅をよく乾かした瓶に詰めて完成。今週末は紫蘇に浸けている梅を干す予定です。
不動産屋さんから電話はかかってこなかった。どうなったのかな。昨日記入を間違えたこともあり、今日一日凹んでしまった。
イレギュラーな要件が入ってくると頭の中がぐちゃぐちゃになる。勉強も止まっていたので、今年度の残りのテスト、レポート、メディア授業(視聴)を全部書き出した。どれから手をつけるかなあ。絶対苦しむとわかってる「市民と政治」のレポート3かな。
と考えているうちに、缶ビールをプシュッと開けてしまい、スーパーで買ってきた焼き鳥の皮とレバーを食べてしまいました。明日こそは頑張ります。
2022.07.28
大事な書類が速達で送られてきて、ハンコを押し記名して速攻で送り返す大作戦。準備万端で待っていて、同封の説明の紙も読んだはずのに、書かなくて良いところに日にちを入れてしまった。そもそも郵便物の到着時間が予定より遅れていたので、本局に駆け込みながら担当の方に電話するが商談中で連絡がつかず、18時過ぎにやっと繋がる。5部全部に日にちを書き入れてしまったと話したらびっくりしていた。もしかしたら一式作り直すかもしれないとのこと。
今日はお疲れ様の楽しい缶ビールプシュ!のはずだったのに。やってしまった感でトボトボ帰る。それでも一応ビールを飲んでただいま横になってるんだけど、情けなくて涙出ちゃうね。
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2022.07.27
四国の不動産屋からおばあちゃんが遺したものについての続報が来る。その件について、父と父の奥さんがずるいことをしていたり、違法ないやがらせをしてきたりで、発覚するたびにひとりで泣いていたのだけどなかなか解決しなかった。
私はこっちで静かに暮らしているのに、なんでイヤなことを仕掛けてくるんだろうと考え出すと眠れなくなる。子どもの頃から人間不信なのに、ますます不信にさせてどうする!と怒ってたんだけど、ここ数年はあきらめていた。それが突然解決しそうだという。不動産の担当の方に「不思議です」と言ったら「長年この商売やってますが、僕もこう言ったら申し訳ないけど無理やと思ってたので、不思議なんですよ」だって。ただただありがたく、頓挫せずに進めば良いと願う。
おばあちゃんと私とは血が繋がっていない。父は養子だからだ。だけれど、おばあちゃんは私のことが大好きで、私もおばあちゃんのことが大好きだ。「人間は裏切るけど、犬や猫は裏切らんよ」と年中言っていて、近所の野良猫たちのために、一番削りの鰹節とご飯でこしらえた大きなおにぎりを毎日屋敷の屋根の上にほうり投げていた。ちなみに二番削りの鰹節は人間用。猫の方がえらいからだそうだ。近所でも有名な変わり者のハチキンおばあちゃんだった。
この夏、無事に高知に行けたらいいな。
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2022.07.26
週に一度の外での仕事日。雨が降っていたのでバスを乗り継ぐ。途中、上島珈琲店でお昼。クラブハウスサンドイッチは具もパンも美味しかったんだけど、中に振ったハーブスパイスの癖が強くてその味と香りしかしなかった。飲み物は黒糖ミルクコーヒーのアイス。素晴らしく美味しかったです。
この日記を書くようになって気持ちが楽になっている。かつてあちこちで何十個も消してしまった話とダブると思うのだけど、そのあたりは適当に。それでは今日も見つけた写真から思い出したことを書きます。
下の娘が赤ちゃんの時に、インターネットを通して知らない人から連絡をもらった。新宿の中央公園で、仲間たちと一緒にホームレスの支援をしているという。年に一回は大がかりに、支援者たちから集めた洋服や熱々の豚汁(とおにぎり?)を配って、散髪もするという。たしかその人は私が書いたものに反応して連絡してきたと思うのだけど、「ぜひ来てください」とのことなので、私もその開催日に中央公園に行ってみた。
下の娘をおぶって、きれいな古着を何枚か持って行くと、公園にはホームレスの方たちがたくさん居て、頭を綺麗に刈ってもらって嬉しそうにしていたり、豚汁をすすっていたり、お互いに新しい洋服を着て見せ合いっこしたりして楽しそうな雰囲気だった。私は主催者のそばにいたので、いろんなホームレスの方が私にも話しかけてきた。
と、あるおじさんが「いいなあ、赤ちゃんかあ、抱っこしたいなあ」とちょっと離れたところから言うので、娘をおんぶ紐から下ろしてハイっと手渡すと、おじさんはすごく驚いて、「抱かせてくれるの?」と言った。(娘は丸々太って重かったから、むしろ抱いてもらってありがたかったので)そんな感じで答えると、おじさんは大事そうに娘を抱えたまま仲間のところへ走っていき「おーい!!見ろ!!オレ、赤ん坊抱いてんぞー!!」と叫んで、まもなくそのおじさんのところへたくさんの仲間が集まってきた。誰かがほっぺをつついたり髪の毛を触ったりするとおじさんは「やめろよ!あんま触んな!」と言って引き離して、まるで孫みたいにしていたので、私も主催者の人も大笑いした。娘は終始キャッキャと笑っていた。
しばらくしたらおじさんは私のところに戻ってきて、ちょっと泣きながら「生きてるうちに赤ん坊を抱けるとは思わなかった、この子をどうか大事に育ててあげてください」と、何度も頭を下げてくれた。
私はそのことがずーっと頭から離れなくて、下の娘がちょっとくらい変なことをしても、テストが0点に近くても「あのおじさんが大事に育ててくれと言ってたな」って思って、あんまり無理強いせずに育てました。いま彼女は自分が一番好きなことで生きていこうとしてるのだけど、それはあのおじさんのおかげかもしれないな。
それから、なにかを思うだけで何もしないのと実行するのとでは大違い。実際に行動できる人は本当にすごいなって、そんなことを思いました。それでは今日はおしまいです。
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2022.07.25
梅を干す三日目。干すのはこれでおしまい。土用干しって10℃くらい気温が低かった頃の話だから、今は3日も干さなくていいのではとふと思った。
昨夜は徹夜してインターネット関連のレポートをやっと終わらせる。毎回「もうどうにもできない!私の実力ではこれ以上むり!」ってなったら提出することにしている。図書館で6冊くらい借りてきたのに1冊も使わなかった。
レポートと関係ないんだけど、新橋という文字に惹かれて『新橋アンダーグラウンド』という本を借りた。めくってたら、ニュー新橋ビルの烏森占い館のTオーナーの話が出ていて笑っちゃった。ミミズの粉と足裏に貼るユーカリシートを熱く薦めてきたけど、筆者が買わないと分かるとオーナーはスーッとさめるってやつ。ありありと浮かぶなあ。さっそくaoiちゃんにLINEすると「私も数年前に古本屋で見つけて立ち読みしました!」とのこと。文章でキャラクターが描けているのすごいな。
ニュー新橋ビルにはプロになって2年目くらいに通い出した。美羽ちゃんが「森下さん、吉祥寺にひっこんでいてはダメですよ!」って、担当の金曜日を譲ってくれたのだ。ニュー新橋ビルの2階は中国のマッサージ屋さんばかりで、占い館は1階なんだけどお手洗いは2階を使ってた。2ヶ月くらいしたらお姉さんたちも私には「マッサージあるよ〜」と言わなくなった。地下に郵便局があったり、煙草の煙だらけの喫茶店があったり、広場で将棋をしていたり、時代錯誤なビルなんだけど、居心地良いんだよね。
そんなわけで、今日は信じられないくらい眠いのでもうおわりです。
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2022.07.24
梅を干す二日目。すこしシワシワになってきた。昨日は(梅を乗せたままの)大きなザルはベランダのドアを通れないだろうと思って瓶に詰めたのに、やってみたら余裕で通れた。
メディアコミュニケーション1、インターネットに関するレポートが書けずにひと月経った。テキストを読めば読むほどわからなくなってくる。2200文字に詰め込むのもつらい。埒があかないので吉祥寺まで。どのお店も混んでいたので炎天下を歩き回り、ようやくファーストキッチンのカウンター席を見つける。しょっぱいポテトとアイスコーヒー。席は居心地良かったのだけど、冷蔵庫くらい冷たい風が吹いてきて頭が働かない。テキストからざっと抜き出しただけで帰宅してお疲れ様の缶ビールをプシュ。なんのお疲れ様なのだ。
知人がTwitterで熱田神宮の写真をあげていた。熱田神宮は私の最初のお宮参りの場所で3才のお参りにも行ったところ。写真でもわかるくらいの立派な木々だった。いつか行けたらいいな。
同じく素敵な盆栽の写真を見つけたのでこちらもファボる。盆栽といえば、30代の頃住んでいたアパートの大家のおじさんが盆栽マニアで、広い庭の中を盆栽で埋め尽くしていた。何個くらいあるの?と聞いたら「サツキだけで300くらい」と答えていた。サツキのほかにも山程あったからどのくらいあったんだろう。庭木にも手を加えていて、白い梅の木の先に赤い梅をくっつけたり、ちがう種類の木をくっつけたり、いつも変なことをしていた。
ものすごく気が強くて喧嘩っ早くて、近所からは(多分)嫌われていたけれど、私とは仲良しだった。「俺は特攻隊の生き残り、死にぞこない」と言っていて、そのことを話すときはつらそうだった。クレージーなおじいさんで、盆栽の前は海釣りにはまり(ものすごい大きな魚拓が何枚も家にあった)、釣りの前は日本刀のコレクション、日本刀の前は違法なビデオ(8ミリ?)を集めていたそうだ。毎年クリスマスイブになるとケーキを丸ごと一個届けに来てくれた。
おじさんは重い病気になってしまって入院したんだけど、何回入院しても勝手に帰ってきちゃうので、結局自宅で危篤になった。
また会いたかったな。
今日はこれでおしまいです。
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2022.07.23
土用。漬けていた梅を干した。去年はすぐに食べちゃったので、今年は6キロ着けた。まずは白梅3キロ分を大きなザルに広げる。途中、暗い色の雲が湧いてきたので慌てて梅を瓶の中に詰める。が、結局夕立は来なかった。そのまま干しときゃよかったな〜と思ったけど、どっちにしろ明日も干します。
そういえば先日、お母さん卒業宣言しました。毎夕「今日はごはん誰が食べるのかな〜」と気にして、ご飯炊いたりおかず作ったりするのに疲れちゃった。時々ドタキャンもされるし。某漫画のおかげ(せい)で、一部には料理まったくできない人間に思われることもあるのだけど、10歳から鍵っ子だったからごはんは作れる。私の料理はとにかく雑で早いです。
勿体ぶって宣言すると、下の娘も息子も揃って「あー、気が楽になった」と言われて拍子抜けした。もっと早くやめときゃよかった。そんなわけで、新しい試みとして、夕方から缶ビールを飲むことにしました。若い頃にやめたきり、お酒はほとんど飲まなかったのだけど、缶ビールってなんか楽しいね。
お酒に関する思い出といえば、二十歳の頃、毎日のように新宿の思い出横丁に通っていた。思い出横丁って名前じゃなくて、●●●●●横丁だよね。岐阜屋というラーメン屋さんがあって、そこの上の段(線路と反対側)の端の席で、コップ酒と冷や奴とメンマみたいなおつまみを少し頼んで、一杯ひっかけてから小田急線に乗って家に帰ったのだ。
その頃、実家は相鉄線の三ツ境という駅のさらに歩いて30分の辺鄙な場所にあった。帰るのが嫌で嫌で、わざとお酒を飲んで帰るわけなのですが、当然母とも喧嘩になる。岐阜屋のコップは分厚くて傷だらけで、下にお皿が敷いてあった。そのお皿に溢れるようにお酒を注いでくれた。上の段には焼きそば担当の無口で身体の小さいおじいさんがいました。
その頃のお話は山程あるので、そのうちまた書きます。今日はこれでおしまい。
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2022.07.22
学習心理学の勉強。むりやり集中させるために喫茶店に行った。
数日前、ふと思いつき、久しぶりに長期予報のタロットを引く。なるべく具体的に書こうと思いつつ、書き上がるとぼんやりしてる。10枚もあるのに、三つの流れがほぼ同じだったので(始まりのサインとエレメント、終わりのサインとエレメント、相克と相乗の関係)同じような話をなんども繰り返すしつこいお味のタロットになってしまった。まあいつものことだけど。
自身に当てはめて考えてみると、どうも私は積み重ねることに恐れを抱いていると気づく。コツコツ積み重ねても壊されるとか裏切られるとか。そのときに負った傷が深いのかもしれない。長年インターネットに綴った自分についての文章も消してしまったし、人間関係も終わらせてしまうし。ヨコハマ時代、東京のこと、なつかしい話が満載だったのに、ほとんど削除しちゃったなあ。
いいよいいよ、それでもいいよ!と認めるところから始めようかな。仕方ない。そうしなきゃ生きてこれなかったんだもんね。