書きかけてたものが止まっています。タイトルについて説明せず、キャッチ画像もちょっと外したのですが、今になってそれで良かったのだと思っています。止まったのは書くことがなくなったのではなくて、むしろ延々と書き続けられるので、例によって面倒くさくなってしまったのです。
#12. The Hanged Manは、とても意味深なカードです。個人的なものから普遍的なものへとシフトする決定的なカードなのです。それがどれほど難しいことかを思い知らされている昨今です。何かを伝えたいとか遺したいとか、例えそれがどんなに素晴らしいものだとしても、自分だけそうしたいのだったら欲望だなと思います。そうしたいしたくないに関わらず、必然性が起こったのなら、それは意味があることなのでしょう。だけれど違うのかもしれないし、やっぱり私にはわかりません。
良いなと思ったものに勝手に思い入れるのを、金輪際やめようかどうしようかとても迷っています。間違いなく私は先に流されます。流れた時、あとに残してしまうその人は誰なんだろうとずっと思ってきたけれど、それを考えることすら許されないのかもしれません。
ひとコマになるのは、本当に本当にむずかしいです。