長崎という土地で強く感じたのは、優しさと優しさの土台にある強さ、その強さを生んだ歴史的な背景でした。
私などが想像してもしきれないくらいの体験をし、それでもなお前を向いてきた、しなやかな強さがあるのだなと思いました。そしてそれは今の私に欠けているものです。
それぞれの時代で死と向き合い、死を乗り越えてきたからこそ、このような街ができたのでしょう。
そのことを出会った人々の中から、暮らしぶりから、痛いほど感じました。
いつまでたっても弱い私でいるのは何故なのかも、ほんの少しわかりました。
言葉にすると薄くなりそうなので、この辺りでやめておきますが
変容の『へ』までは、なんとか辿り着きたいと思っています。
最後に。
いつも見守ってくださる先生方、東京と熊本の姉妹兄たち、共に過ごせたことを幸せに思います。
どうもありがとうございました。