2019/02/01
体調がイマイチだなあと思った12月を乗り切り、まだイマイチだなあと思った1月を乗り切り、ついに2月の声を聞いてもイマイチなのよ。
1月は映画を観に行けなかった。年末年始に立て続けに観た『エンドレスポエトリー』の時の冷えが祟り、長時間椅子に座っていられなくなった。ほほほ。
今週は衝撃的な出来事がありました。何年間もそばでお仕事していた知人が突然亡くなってしまったのだ。ショックのあまり悲しみは生まれなかった。そうか、こんな風にひとは目の前から消えるのだと思ったのだ。
銀座のドトールでアイスカフェラテを買ってきたら、すごい嬉しそうに笑っていたっけ。タロットをカバンに入れ忘れて現場に来た私に、トートなら博品館に売ってるはずだよおと教えてくれた。ほんとに置いてあってびっくりしたよ。手縫いの緑のクロスは素敵だった。とうとうお茶できなくてごめん。私はホントつれない奴だね。
きっと私も突然消えるのだなと気づいた。つい遠くの日々を見るのだけど、もしかしたら来年は此処にいないかも知れない。
けれどもそれってすごいこと。悲しいんじゃない、美しいことだよ。生きるってすごい。生きることと死ぬことは、薄いベールで隔てられているだけだ。
封印していた昔の日記や若い頃の写真を引っ張り出して、ネットの海に放り込んでみようと思っている。土台暑苦しい私なのだからそのくらいやってもいいよね。
そうだ、そうだ。やたら面倒くさい、鬱陶しい女なのだった、私は。