2022.10.30
ソウルで痛ましい事故が起きた。「梨泰院クラス」はまだ観ていないのだが、大好きなハートシグナルシリーズで梨泰院周辺がたびたび登場するし、最新のシリーズでは梨泰院クラスの聖地巡りをしていたから、なんとなく憧れの場所だった。落ち着いたらドラマも観なくちゃ〜と楽しみにしていたのでつらい気持ちになった。
若い人たちは数年間の鬱屈したコロナ生活から解き放たれて、思い思いに街に出て楽しんでいたのだと思う。ほんとうに悲しい。
2022.10.29
先日お茶した大学の友人に、私がわざわざ名古屋まで出かけて勉強するわけを話したらすぐに納得してくれた。もしかして行ったことあるの?と尋ねたら、「●●が名古屋の人でよく行きました、美味しいものいろいろありますよねー」って。ほかに話すことがいっぱいあったのでそのまま話を続けちゃったんだけれど、彼女との共通点は多いなあと思った。下の娘に話したら「いつものことじゃん。ママの人生はずーっと偶然じゃん」って。たしかに。ほぼ偶然だけでできてるような人生だけど、これってなんだろう。体質みたいなものかなあ。
2022.10.28
地域の公民館では月に一度、施設の中のお風呂にただで入れるらしい。私も4月からおばあちゃんたちに混ざって入れる権利があるのだ。というか、私は同じ権利を持つおばあちゃんたちの一員なのだ。こわい。
どうもそのことにピンとこないのだが、毎晩、そことは別の500円の銭湯に通っている。銭湯の壁ってやっぱり富士山が描かれてるんだよね。どかーんと大きい富士山を眺めながら熱いお湯に浸かってクラクラしています。一昨日から肉離れしてふくらはぎが痛くて足を引きずってる。座りっぱなしで血行不良が原因だと思うけど、お風呂で治るといいなあ。
「市民と政治」のレポート4、今までの講義を理解していないと書けない内容で、なおかつ指定の字数もすごく多い。つらいと呟きたくないけどつらい。メディア授業の方は合格したので、このレポートが合格すれば、晴れて単位認定テストに取り掛かれる。つらい!
2022.10.25
大学の友人と某駅の星乃珈琲店でお茶。計画留年について相談する。4年間でこの素晴らしい環境と別れたくない。急いで単位をとったところで卒業後の人生が決まってるわけでなし、少しでも長く学んでいたいんだよな。ところで、友人は相変わらずすこぶる優秀だ。入学早々声をかけてもらえてラッキーだったとしみじみ思う。話の流れで、30才からの私の人生をダイジェスト版で説明。回り道し過ぎで自分でもあきれちゃった。
今回は、現代社会のレポートのために買った「マクドナルド化」の本を二冊渡す。ハンナ・アーレントの本も読破したら貸す約束。そうでもしないとむずかしくて読み進められない。帰り道、せめて基本の古典ぐらいは読んでおきたいねと話し合った。
2022.10.22
おばあちゃん(元義母)が「銭湯うらやましい‥」と言ったので、来月連れて行ってあげよう作戦。せっかくなのでスーパー銭湯がいいかなとググって目星をつけてるところ。おばあちゃんは以前は遠くの街まで働きに出ていたのに、今は杖をついているので、近所の大型スーパーぐらいしか行けない。以前そこは住宅展示場だったので、買い物して帰ってくるだけでそこそこの運動量にはなる。ただ日々同じ風景しか見られないので、心がしょんぼりしてるんだよね。一緒に銭湯行けたらいいね。
2022.10.21
「市民と政治」メディア授業視聴完了!あとはレポート2本かぁ。書き始めるまでは毎度不安しかない。
2022.10.20
本日も銭湯生活。銭湯に行ってはじめてわかったのは、自分が思ってるよりそんなに太ってないんだってこと。それに鏡で自分をぱっと見ると、年取ってるんだか取ってないんだかわからない変な生き物だなーとあらためて思う(年はすごく取ってます)。ちなみにいまの髪型は「ケイオス」の女の子とほぼ同じ。下の娘が切りました。
今年もあとわずか。「市民と政治」のメディアは14コマ中あと1コマ。この科目、なんとレポートを6本も書くんだよ。ずっと山登りしているように苦しいのだけど、素晴らしい先生で、噛み砕いてわかりやすく深く解説していただけるので、不勉強だった私も政治のことがほんの少しだけわかるようになりました。メディア視聴なのに目の前で聴いているみたいなの。幸せだー。
2022.10.19
無謀なスケジュールで旅+缶詰勉強したからまたもや腰が悪化した。運動にも行けないしどうしよう‥となって思いついたのが銭湯。早速行ってきました。お湯浴び放題で500円!ドライヤーは3分で20円!ありがたいなー。銭湯つながりでふと考えたのだけれど、都会に住んでいても、南方熊楠の紀州田辺のようなコミュニティづくりはできるのだ思った。身分や年齢や性別関係なく、それぞれの地域で温かい繋がりが生まれればこんなに良いことはないのにね。
いっつも個人的なことを綴って恥ずかしいのだが、私は小さい頃は名古屋のスノッブなコミュニティのなかで、4歳からは横浜の小さな四軒長屋のなかで、10歳からは横浜の最貧困層が住む大きな団地のなかで育った。それぞれの地域に良いところがあるし問題もある。と、むずかしいことはまあいいや。とにかくしばらくは腰をあっためよう。
2022.10.17
帰宅したけれど心は中途半端。また名古屋に戻りたい〜って思っちゃう。
向こうでは鳥開の親子丼とか高島屋のサンドイッチ(フランスパンにチーズとハムを挟んだもの)とか食べたけど、いちばん美味しかったのは、部屋のなかで食べたファミマのシャケおにぎり。最高だったな。それとホテルの廊下で買ったキリン一番搾り。すごい冷えてるんだもん。
今回の表向きのテーマ「市民と政治」のメディア講座は無事に3コマ分視聴。昼は散歩、夜はお風呂、夜中は勉強で忙しかった〜。ぜんぜんリラックスの旅じゃなかったな。でも東京に戻ってきて寂しすぎるので、また12月に行くことにした。
2022.10.16
名古屋城に行った。前回訪れたのは4歳の時。父と母、父方の母(祖母)と母方の父(祖父)の5人で。大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに囲まれて最高に幸せな一日だったけれど、それはまもなく私が名古屋を離れることが決定した日だった。いまさらそんな答え合わせをしながら城内を歩く。あの時買ってもらった人形のペンダントはいちばんの宝物だったな。偶然かわいいヘアピンを見つけたので購入。ペンダントの代わりになったらいいな。お城の近くには通っていた幼稚園もある。どこもかしこも私にとってしっくり来るのだ。そりゃそうだよね、ここに生まれ落ちたのだもの。
そのあとは動物園に行くつもりで東山公園駅まで行ったが時間的に間に合わなかった。できたばかりの駅ビルをぶらぶらしたらニューバランスのスニーカーを見つけて購入。靴は一足しか持ってなかったからね。新しいヘアピンとスニーカー。とっても良い感じだ。
いつかここに帰れたらいいなあと叶わぬ夢を見ながら、明日は帰京します。
2022.10.15
名古屋に来ている。表向きはホテルで缶詰勉強(「市民と政治」のメディア視聴)。その実は名古屋まつり観光。断片的ではあるが、4歳までの思い出のなかに名古屋まつりがある。実際にこの目で確かめてみたかったんだ。
ゆっくり旅行するつもりだったのに、東京でのスケジュールがぎゅうぎゅうで名古屋に着いた頃にはぐったりしてしまった。それでも今日の午後にぶらっと出掛けた先で三武将(織田、豊臣、徳川)のパレードが見れて嬉しかった。こう並べると冗談みたいなラインナップだね。夕方は楽しみにしていたプラネタリウムへ。これも数少ない記憶のひとつ。当時はまんまるのドームではなかったけれど、その時に見た人口の満天の星空はいまだに覚えている。
忘れていたことを思い出すのは嬉しいし苦しい。父は研究者だったのだが、ドロップアウトしたのだ。母は何年経ってもそのことを残念がっていたし、父は大学の人間関係が嫌だったと話していた。高知に戻って、お年寄り相手に仕事できればそれでよかったと。本音は勉強が嫌いで気の弱い父と向上心と野心丸出しの母は合わないわけだ。私はハーフだ。いちばん自分らしく居られるポイントはどこなのかな〜と迷い続けて、最近ようやくわかったんだ。
もう泣きたくはないので、くやしい気持ちはすべて勉強にぶつけてる。がんばれ、大人になってしまった私。
2022.10.11
「共生の原理」レポート返却。単位認定レポートは添削なしとのことだったが、テーマ2つそれぞれに、丁寧に先生のコメントが添えられていて本当にありがたかった。無事に単位取得!「市民と政治」もがんばらねば。
2022.10.10
満月。近所の草むらの虫が一斉に鳴いている。夜中にコーヒーを買いに出かけたら、歩道の向こう側を歩いてる人も自転車に乗ってる人も大きな声で歌っていた。
「市民と政治」のメディア授業、ようやく半分まで進んだ。正しい知識を身につけるにあたって、いままでの知識を整理しなきゃいけないと痛感する。選り分ける時間がないから、ところてんのようにすべて捨てることにした。あたりまえの話だが、タロットと学術は両立できない。
2022.10.09
引き続き「市民と政治」のメディア授業を視聴。サンフランシスコ講和条約と旧日米安保条約の中身について、戦後の日本の政党の成り立ちについて学ぶ。日本は国全体がサンリオピューロランドみたいなところなんだな。早く夢から醒めたい。
アーレントの「人間の条件」と講談社学術文庫の「日本国憲法」が届いた。文庫サイズはありがたい。
2022.10.08
高畠通敏、ハンナ・アーレント、ミルトンなどを注文。心理学からまたまた離れていくが、私の中身はいまが10代なのだと腹を括って勉強することにする。それにしても先生方の講義を聞けば聞くほど、知識の厚みに驚き、先生(学問の専門家)とはすごいものだなあと思う。そう思える私は幸せだ。
2022.10.07
「市民と政治」メディア授業4コマ目。立憲主義(政治)について学ぶ。
2022.10.06
雨のなかアオイちゃんと倉式でお茶。楽しかった。
2022.10.05
和風レストランでおばあちゃん(元義母)の88歳の御祝いをする。私からはシンプルな花瓶をプレゼント。手作りのガラスで透明な中に小豆色の模様が入ってる一輪挿し。すごく喜んでいた。
おばあちゃんは韓国の人で帰化したのだ。戦中戦後とても苦労したと思う。その頃の話は一切しない。一切しないところにどれだけ酷い思いをしたのかがよくわかる。そして韓国の人だということをいまだに私には内緒にしている。下の娘がおばあちゃんに聞いた時は「(そういう血が入ってしまって)ごめんね」と泣きながら謝ってきたそうだ。下の娘は「私は韓国の血が入って嬉しいよ!誇りだよ!」と何度も言ったそうだけれど、「ウチの話を信じてくれなかった」と残念そうにしていた。
私もおばあちゃんのことが誇りだ。私とは血は繋がってないけれど出会えてよかったなーと心から思う。背が高くておしゃれでとても綺麗なおばあちゃん。いつもありがとう。長生きしてくださいね。
2022.10.04
「市民と政治」のメディア視聴開始。市民という言葉の意味を知る。この歳の私がこんなんだもの、若い子たちが選挙に行かないのも無理はない。実は自分たちの力で周りを変えることができるのだということがわかれば、この国ももう少し良い国になるのに。高畠通敏先生の『政治学への道案内』、余裕ができたら読むことにする。手に入るのかな。
若い頃の勉強みたいに単位さえ取れればいいやというスタイルでは本末転倒。再び学び始めた意味がない。昨年度と今年の夏までは4年間で卒業したいと焦りながら勉強してきたけれど、ハテそれでいいのか?と思い始めた。どのみち●十年も遅れているのだし。
もっともっと勉強したいし、なにしろ知らないことが多すぎる。知らないままお馬鹿さんのままここまで生きてきたことを、正しく恥じたいのだ。
2022.10.03
20代の終わりからほぼ同じ地域に住んでいる。ちょこっとずつ西南に移動しているだけ。そんなわけで上水沿いの道をチャリで走るとふっと以前の記憶が重なって、あれはいつなんだっけ?とかあのとき何才だっけ?とか徒然思い出す。だいたいは30代だったりして「わっか!!」と驚く。めちゃめちゃピチピチだったのに、なんであんなにうなだれて生きてたんだろう。あれこれ考えてため息。私は癖ですぐに振り返る。いいかげん前を向きましょう。
2022.10.02
外仕事。夜はチーズ月見バーガー。
2022.10.01
英語コミュニケーション1、80点で無事に単位取得。つらかった。今年度はぜんぶつらいなあ。